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ファクタリングは違法ではない?法律・規制との関係を解説

はじめに

ファクタリングは売掛金を現金化する資金調達手段として、多くの企業に利用されています。しかし、「ファクタリングは違法ではないのか?」と疑問を持つ人も少なくありません。本記事では、ファクタリングの法的な位置づけや関連する規制について詳しく解説します。

ファクタリングは合法?その仕組みを解説

結論から言うと、ファクタリングは合法な取引です。
ファクタリングは「売掛債権の売買契約」であり、金融機関からの融資とは異なります。そのため、銀行法や貸金業法の適用を受けません。

ファクタリングと貸金業の違い

  • ファクタリング:売掛債権をファクタリング会社に売却する取引(融資ではない)
  • 貸金業:利息を伴う貸付行為(貸金業法の適用を受ける)

ファクタリングは借金ではないため、企業の負債にはなりません。そのため、銀行からの借り入れが難しい企業でも利用しやすいという特徴があります。

ファクタリングに関する法律・規制

1. 民法(債権譲渡)

ファクタリングは民法上の「債権譲渡」に該当します。
民法では、企業が持つ売掛債権を第三者に譲渡することが認められており、ファクタリングはこの法律に基づいて行われます。

2. 貸金業法

貸金業法は、貸金業を営む企業に適用される法律です。
ファクタリングは融資ではなく債権売買のため、貸金業法の規制対象外となります。ただし、一部の違法業者がファクタリングを装って高額な手数料を取るケースもあるため、注意が必要です。

3. 利息制限法・出資法

ファクタリングは「売掛金の買取」なので、利息制限法や出資法の規制対象にはなりません。しかし、違法業者の中には、手数料を事実上の高利貸しとして設定し、法律違反となるケースもあります。

4. 会社法・独占禁止法

大手企業が自社の取引先に対し、ファクタリングの利用を強制した場合、独占禁止法違反に問われる可能性があります。企業間取引において、公正な契約が結ばれているかどうかも重要なポイントです。

違法なファクタリング業者に注意!

近年、違法業者が高額な手数料を請求するケースが増えています。違法なファクタリングには以下のような特徴があります。

1. 極端に高い手数料を要求する

通常のファクタリング手数料は、2社間で10%~30%、3社間で1%~10%程度です。これを大幅に超える手数料を請求する業者は要注意です。

2. 貸金業に該当する取引を行う

「返済義務がある」「売掛金の回収ができなかった場合は企業が負担する」といった条件がある場合、それは貸金業に該当し、無登録の貸金業者である可能性があります。

3. 契約書を作成しない

正規のファクタリング会社は、契約内容を明確にするために契約書を作成します。契約書を交わさずに取引を進めようとする業者は危険です。

4. 会社情報が不透明

住所が存在しない、代表者名が不明、電話番号が携帯電話のみといった業者は、詐欺や違法行為を行っている可能性があります。

安全なファクタリング会社を選ぶポイント

1. 口コミや評判を確認する

インターネットの口コミや利用者の評価をチェックし、信頼できる業者かどうかを見極めましょう。

2. 手数料が適正かどうか確認する

相場に比べて極端に高い手数料を請求する業者は避け、複数の会社を比較することが大切です。

3. 契約内容を慎重に確認する

契約前に手数料や支払い条件、リスクなどをしっかり確認し、納得できる内容であることを確かめましょう。

4. 登録や実績のある会社を選ぶ

長年の実績があり、法人登記が確認できる会社を選ぶことで、トラブルを避けることができます。

まとめ

ファクタリングは法律上認められた資金調達方法であり、適切に利用すれば企業の資金繰りを円滑にすることができます。ただし、違法業者も存在するため、慎重に業者を選ぶことが重要です。
契約内容をしっかり確認し、信頼できるファクタリング会社を利用しましょう。

よくある質問 Q&A

  • ファクタリングとは何ですか?

  • 2者間と3者間の違いは何ですか?

  • 申込から入金までどれくらいかかりますか?

  • 赤字・税金滞納していても利用できますか?

  • 利用できない業種などはありますか?

  • 契約や利用するにあたり面談はありますか?